監督・コーチ、誰も教えてくれないバッティングの出発点
こんにちは!
アズマです。
今日はバッティング練習にあたって
「何よりも最初にやらなければならない事」
についてお話しします。
これができている人は、上達し始めると
打球も実力もグングン伸びていきます。
さらに、
相手のピッチャーが怯えるほどの打球を打ち、
周りの親御さんから羨望の眼差しを向けられる
ようになります。
今回がその出発点です。
逆にできていないと知らず知らず変な癖がついたり、
見た目はいいスイングなのに結果が出ない。
具体的に言うと、
ヒットも全く増えず、力のない打球しか飛ばせない
という状況に陥ります。
こうなるともはや何が原因で打てないのか
さっぱり分からなくなります。いわゆる盲点です。
では一体何なのか……??
それは
「 “本当の” バットの握り方」
です。
それではStepに分けて説明していきます。
◯Step 1 引き手は「指で」握る
指先にバットを乗せて、指先から握ってください。
バットがご飯、手がノリだとイメージして下さい、
そして海苔巻きのように握ります。
◯Step 2 押し手は「手のひらで」握る
一方、押し手(右打者なら右手)は手のひらが重要です。
バットを手のひらに乗せてから包み込むように握ります。
しかし、これだけでは疑問を持たれるかもしれません。
なぜ引き手は指、押し手は手のひらなの……?
これには論理的な理由があります。↓
◆引き手
前提として、
引き手にはバットをコントロールする
役割があります。
文字通り「リードする」方の手なので、
引き手がバットの軌道を左右するのです。
試しに手のひらだけでバットを握ってみてください!
指で持つよりも遥かにコントロールや
力の微調整がしにくいはずです。
お箸を「指で」握るのと同じで、
要は「手のひらより指の方が器用」
ということです。
なので、引き手は指で握る方が、
芯で打てる確率が絶対的に高いです。
◆押し手
逆に押し手はどうでしょうか?
◆押し手はインパクトを強くするという役割があります。
これも座ったまま机を押してみると分かります。
手のひらで押した方が力が伝わりますよね?
おなじです!
要は「手のひらの方が力が伝わる」ということです。
なので、押し手は手のひらで握る方が
打球は強く、遠くまで飛びます。
このような握り方をする子は
後で本当に伸びてきます。
ですが、逆にそれを意識できている子がとても
少ないことも事実です。
出来ていても偶然か感覚であり、一般の監督や
コーチですらほとんど知らないのです。
あなたの息子さんの為に、絶対に正しい知識を
身につけてほしいと思っています。
いますぐ息子さんに正しい握り方を
教えてあげてください!
引き手は「指」押し手は「手のひら」です!